入院10日目

部屋に入って来る看護師さんたちから「ストレッチしてくださいね」とのことをかなりの頻度で言われる。首と肩のストレッチなんだけど、特に首の方は座ったままでもできるものなので、かなりの頻度でやっている。で、「このストレッチを毎日続けていた方は、もうゴルフができるようになりました。」なんてことも言っていて、逆に言えばそれほどまでの手術だったんだな、なんてことを今更ながらに思う。僕のなかでは手術の前の状態にまで戻るのが当たり前だと思っているので。事実、首も肩もけっこう動く。瞑想と呼吸とともに毎朝地道に続けてきたストレッチのおかげなのかもしれないな、なんてことを思っている。下づくりがあったから、今回は回復が早いのかな、なんて。

夕飯の時間になり食堂へ移動しようと思ったら、なんだか身体がおかしくて、しばらく様子見をしたんだけどやっぱりこれダメだろうっつーことで、ナースコールを押して「ちょっと行けません。寝てますね。」と伝える。ご飯は看護師さんが部屋に持ってきてくれた。しばらく布団で寝ていたけれど、ご飯は衛生上1時間しかとっておけないということを知っていたし、食べないよりはもちろん食べた方がいいだろうし、微妙に「あ、少し回復したかも」と思えた瞬間に起きてご飯を食べ始めた。ひとくち食べたところで部屋に先生が入ってきた。切除したリンパの生検じゃなくて細胞診じゃなくてなんだっけ、とにかく結果が出たと。なのでそれを伝えに来てくれた。これね、平たく言うと他に転移してる可能性があるか否かの話なので、今後、僕が放射線治療を受けなければならないのかに関わる超絶に重要かつ緊張する話なんだけど、ご飯片手に聞くことに。先生の言い方がちょっと学術的なところもあり、どストレートに僕の胸に響いたわけじゃ無いんだけど、僕の解釈としては、先生はもっと悪い結果だと思っていたけれど、予想できる範囲内の良い結果よりも良い結果が出たということだった。平たく言うと「予想を超える良い結果」ってことになるのかな。まず、首の下の方に大きめの腫瘍がありましたと。これは僕が最初に発見したやつね。で、その他にもっと上の方に小さい腫瘍がありましたと。これら二つは手術前に分かっていたもの。で、それ以外に腫瘍は見つかりませんでしたよと。浸潤もありませんでしたよと。そんな感じ。この結果をもとに明日以降耳鼻科全体で検討をするってことだったけど、おそらくは、今後の治療は特に行うことは無く、経過観察になるであろうということだった。腫瘍を見つけてから、首のあたりに自分でヒーリングをしたり、ビワの葉を火であぶって首に巻いたりしてたけど、もしかするとその対応だったり、皆が良い方向に念じてくれたことが功を奏したのかもしれないなと思った。それがこれ以上の進行を遅らせてくれたのかなと。

さて、明日は退院。まだ微妙に熱があるからちょっと心配だけれど、まぁ、大丈夫でしょう。

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