ストレスに向き合う

「ストレスは万病の元です」なんてことが書いてあってさ、それによると「几帳面な人や完璧主義な人はストレスを受けやすい」ってことなのよ。それについては僕も賛成でね、今回の転移はそのあたりにも原因があるんじゃなかろうかと勝手に思っている。それを言うと「いや、細胞のせいでしょ」なんていう至極真っ当なお返事をいただいたりもしたんだけども。
僕の全てが几帳面で完璧主義では無いけれど、ある部分においてはその通りで、気になることはとことん気になるし、完璧にやるべきものは完璧にやろうと思っている。まぁ、仕事だよね。仕事はきちんとやらないといけないと思う。だから弊社は完璧な仕事をしていてそこに自信を持っているんだけど、でも仕事ってさ、自分たちだけで完結することなんてほとんど無いからさ、弊社だけが気合い入れて仕事をしてても周りがあることだからダメなのよ。そんな周りの行動により、結局は弊社がダメージを受けることになるの。そのことにここ7~8年間ストレスを感じ続けててさ。なのでもう仕事変えた方がいいのかな?なんてことを考えていたこともあるし、今でも多少は頭に残ってるんだけど、でもね、思うのは、どんな仕事であっても対人関係であっても完璧に自分(自分たち)の思い通りにはならないものだよね。なので突き詰めて考えると、どんな仕事をしていようが、大切なのは自分の心の持ちようなんだろうなと。どんな場においても自分の心の状態が良いものであれば、それがストレスとして自分のなかに蓄積することも少なくなるんじゃないかなと思って。柔軟な心を持つこと。そしてそれに伴った行動を取ること。それが自然にできるようになれば、ストレスも少なくなると思うんだよね。きっと世間ではそれを「大人」と呼ぶんだろうけど。