年に一度の

今年もこの時期がやってまいりました。僕の過去の栄光を全世界にひけらかせねばなりません。
かつて僕は「フォント」というものを作ることを趣味としていた。「フォントブーム」と呼ばれていたその当時、デザイン系の雑誌類に付録として添付されていたCD-ROMには僕や僕のフォント仲間たちが制作したフォントが収録されることが少なくなかった。かれこれ15~8年ほど前に制作したものということになるけれど、それをいまだ使い続けてくれている方々がいらっしゃって、そのうちのひとつが「NHK杯 国際フィギュアスケート競技大会」なの。この大会ロゴのうち「Trophy」の部分に使われているフォントが僕が作ったフォントなのだ。なので毎年この時期になるとテレビを見ながら「(今年も)まだ使ってくれてる!」と感激するのが僕の恒例行事になっている。僕のフォントは僕のフォント仲間たちが作るものと比べると出来も良くなかったし使われている数も少なかったと思うけれど、こうやって大々的に使っていただいているところを見ると「作っててよかったな」と思える。当時はデザインなんてものはド素人だったけれど、そんな僕でも社会に貢献できたような気になる。「地図に残る仕事がしたいから建築業界に…」なんてことを聞いたことがあるけれど、フォント作りもそれに似たものがあると思っている。
以前はMac版のMicrosoft Officeのアイコン部分に僕のフォントが使われていたり(Microsoft社は否定したけれど)、今でもテレビ番組等で使われているところを見かけたりもするけれど、公共放送局で長いこと使っていただいているということがね、やはり嬉しく感じるのです。

前向き

昨晩、写真の作品づくりにおいて半年間切磋琢磨しあった仲間たちと久しぶりに会った。互いに力を合わせた…かどうかは微妙だけれど、あれほどまでに作品づくりのことだけを考え続けた半年間はなかなか無いと思う。あのときを共に分かち合った仲間たちは、本当に仲間だと思える。なんかおかしな言い方をしちゃったな。仲間だから仲間なんだけど、心から仲間だと思えるのはなかなかなことだと思わない?
元気が出た。前向きになれた。隣の席から漂い続けてきたタバコの匂いは洗濯で落とした。もうこれ以上落とすものは無いから、あとは進んでみようかなと思っている。

Enterキー

今朝、電車のなかでノートパソコンを使っている人がいた。何らかをタイピングしているようだったが、Enterキーを押すときにだけ、かなりデカい音を立てていた。「よし行け!」ということの現れなのか何なのか。力が入りすぎだと思われる。
某スクールでWebデザインなる講座の講師をしていたときにも似たようなことをする生徒さんがいた。「そこまで力入れなくてもいいですよ」と声をかけてしまった。彼はいま、どこで何をしているのだろう。彼に限らず元生徒さんたちはどこで何をしているのだろうかと頭に浮かぶことがある。みんな安西祭に来てくれればいいのに。安西祭って、もともとは僕の生徒さんたちに横の繋がりを作ってほしいがために始めたものなのだから。みんなのものなんだよ、安西祭は。

遅めの夏休み

来週、遅めの夏休みを取ることにした。寒い場所へ行くことにしたので腰が心配ではあるけれど、それ以上のものを得ることができると思う。
空気の綺麗な場所で「人間って何だろな」という中学生のような思いを巡らせるつもり。生きている限り、疑問ってのは尽きないの。生きて行くってそういうこと。噛んで噛んで噛み砕いたものが栄養になるんだよ。テキトーに言っただけだけど。

仕事の質

日曜日にAmazonで注文したものが届かない。注文時に「あと〇〇時間以内に注文すれば月曜日に届ける」旨の表示がされていたので注文したのだけど、火曜日になったいまでも届かない。調べてみると、今回の配送業者はヤマトさんでは無くファイズという会社。デリバリープロバイダと呼ばれている会社とのことで、配送の遅延、不在票を入れない、態度が悪いなどの悪評が多く、平たく言えば「はずれ」らしい。日曜日の同時刻にAmazonで注文をした別の商品はヤマトさんの手により月曜日の早い段階で到着しているので、なんつーか、ダメさ加減が目立ってしまう。大至急手に入れなければならない荷物では無いのでまだいいけれど、それよりも、こういう会社で働いている人ってどんな気持ちなんだろう、どんな志を胸に会社を作ったんだろうかと思えてしまう。
僕が働いているWebの業界も同じで、遅延やミスは仕方が無いものと思って仕事をしている方々に何度もお会いしたことがある。納品予定日までまだ何日もあるにも関わらず「土下座の練習をしておこう」と笑いながら話している姿には辟易した。その頃はまだ「ネット黎明期」と呼ばれていた時期だったのでもろもろの成熟度が低いのも仕方が無いのかなと思っていたけれど、今でもあの頃となんら変わりない状況にあるということは、これはもうその会社の問題であり、人間の問題なのだろうと思える。責任感ならびに当事者意識の欠如以外のなにものでも無いよな。
なんかこう、自分は自分で会社を作っておいて良かったなと思える。そういったマイナスな波に飲まれないで済むからな。