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正義感

事務所至近の駅に到着し、改札口を出ようとしたら、僕の2つ前に並んでいる女の子が改札に半分身体を入れたまま止まっている。よく見ると財布の中をあさっているのでPasmoなのかSuicaなのかを探しているよう。数秒待ったけれど見つけられないしそこからどきもしない。僕の前にいた男性はふたつ隣の改札に並びなおした(すぐ隣の改札は入口専用なので使えない)。僕はそのまま待っていたけど、いつまで経っても見つかる気配が無いので「ちょっと一旦どいてもらってもいいかな?」と声をかけるとすごい顔で睨まれた。平日のあの時間にあの駅で降りる若者といえば文化か山野の生徒だろう。かつては僕も某専門学校のファッション学部で教えていたことがあったけど、確かにああいう生徒もいたなと。繊細と言えばいいのか多感と言えばいいのかは知らんけど。
ここ数年耳にするのは、注意をしたら逆上されて殺されてしまったという事件の話。僕の場合は猿みたいな顔で睨まれただけだから外傷は無いけれど、心には軽傷を負った。やはり世間様の言うとおり、外では下手に正義感は出さない方がいいのかもしれないなと思えた。

JAL工場見学と男女の出会い

JALの工場見学にお誘いいただき、羽田空港に隣接するJALメインテナンスセンターへ行ってきた。
工場見学は、JALで働いている皆さまのお仕事内容の紹介と展示品とお土産ものが並ぶ展示エリアの見学、「飛行機はなぜ飛ぶのか」のような航空機等に関する知識を教えてくれる航空教室、そして実際に飛行機の整備を見学できる格納庫見学の3つから成る。どれも有意義なものだったが、おそらく多くの方々が胸躍るのは格納庫見学であろうと思え、そういう僕も格納庫の重い扉が開くと同時に感嘆の声をあげてしまった。
格納庫見学では、我々8名のグループにおひとりで参加されている女性1名を加えた計9名がチームとなり、ご担当の女性にご引率いただいた。ヘルメットの着用が義務だったところは極度の絶壁である僕からすると痛いところだが、こればかりは仕方が無い。ヘルメットを取ったあとの後頭部ペッタリと飛行機見ての大興奮との引き換えだ。で、写真を撮るには短すぎる時間と戦いつつシャッターをきっていたけれど、途中、おひとりで参加されている女性のパーソナリティーのユニークさと言うか、平たく言うと「面白い人だな」ということに気付き、左目でカメラの接眼部をのぞきながらも右目ではその女性を追い、耳では引率の女性の声を気にするという、言ってみれば聖徳太子の1/3ほどの守備範囲を保ちつつ行動をした。滑走路から飛び立つ飛行機を見つけると周りを気にせず手を振るのよ、その女性。しかも笑顔。飛行機愛に溢れているというか、童心にかえっているというか、そもそも幼稚というかなんつーか分からんけども、とにかく面白い人だなぁと。そこで頭に浮かんだのは、生涯のパートナーを欲している男女は少なく無いけれど、合コンやらお見合いをするのであれば、何かをしながらお会いできればベストなのかもしれないなということ。今回で言えば、飛行機好きの方々は飛行機見学をしながらお見合いをすればいい。相手の情熱というかパッションというかそんなところを見ることができるので、より近しくなりやすいと思う。いきなりお相手とお会いして食事をしながらお話をするより5万倍いい。なので料理をしながらの婚活パーティーやら神社を巡りながらの婚活ってのは手法として正しいよな。で、その女性とは一言も会話しないままお別れしたけれど、もし話をしたならば相当に面白かっただろうと思える。人見知りの悪いところが出てしまっただよ。

ってことで、まずまずの量の格納庫内の写真が手元にあるので、今後1カ月ほどは航空機関連の写真が続く予定。もう飽きたとか言わないように。

神社とマッチング

僕が住むマンションの前にある神社には、毎朝のように多くの参拝者がやってくる。住宅街にある、駅から近いとも言えない場所に建つ小さな神社にも関わらず、地域住民のみならず、明らかにこの神社が目的でやってきたであろう参拝者も少なく無い。今朝も明るくて華やかな服を着た若い女性が境内で写真を撮っていた。「撮りましょうか?」とここ(喉)まで出かかった。若い女性への贔屓以外のなにものでも無いが、若い女性からすると「キモいオッサンだな」としか思わないだろう。そのあたりはわきまえているから大丈夫。

僕がこの地を住まいとして選んだのもこの神社があったから。以前は都内の湾岸地域に住んでいた。その部屋は事務所兼自宅としたこともあり、通常よりも広めで賃料も高めの物件だった。賃料が高いにも関わらずその場所を選んだのは、第一に信頼できる友人が近くに住んでいたということ。そして、新たに取引が始まる予定だったクライアントさんが入るビルの最寄りだったことが理由だった。それが、クライアントさんといざ契約という段階になって、弊社の規模が小さいということが理由で契約が白紙となった。どうやら社内の規定が変わったことが原因らしく、あと1~2週間早くことが進んでいれば問題無く契約できていたとのこと。それまで共に動いてくださっていたご担当者さまは平謝りだった。間にどこか大手の会社が入ってくれさえすれば契約をすることができるのでどうにかならないかとお願いをされ、その方向で再検討をして動いたものの、結局は契約には至らなかった。
契約することを前提としてその地域に引っ越しをしたこともあり、数年後には弊社の資金も底をつきそうになっていた。そしてそろそろその事務所兼自宅の更新時期だという頃に、もっと安価に借りることができる住まいを求めて、現在の地に引っ越しをした。
なるべく安価に借りることができ、SOHOでの使用が認められている物件であれば、場所はどこでもよかった。ただなるべくであれば僕と相性の良い土地がいいだろうなとは思っていた。「そういえば都内にも僕の崇敬神社の分社があるって言ってたな…」ということを思い出し、ネットでその住所を調べ、GoogleMapで場所を調べると、その神社の目の前にマンションが建っていることが分かった。そのマンション名で検索をしてみると、手ごろなサイズの部屋が一部屋だけ空いていた。急いで契約を済ませ、引っ越しをしてから1週間後、かなり大きな規模のお仕事のご依頼が舞い込んだ。弊社の売り上げは回復した。それから数か月後、4~5年ぶりに異性とお付き合いをすることになり、さらにその数年後に結婚をすることになった。部屋が手狭になるのでもう少し広い部屋に引っ越さねばと思っていたら、同じマンション内の他の部屋に空きが出た。ちょうど神社の正面にあたる場所に位置する部屋だった。部屋から参道が見える。動き出しが遅れたため二番手での申し込みとなってしまったが、一番手の方が申し込みを辞退したため、その部屋をお借りすることができた。で、現在に至る。

崇敬神社が氏神神社となったことで運気が上昇したとは言い切らないけど、引っ越しをしてからのもろもろを考えると、言い切りたくもなる。以前の日記に書いた「あなたの後ろに綺麗な白龍さまが、うんぬん…」と言われたのも、もちろんこの神社のものだし。
神社にしろ、土地にしろ、仕事にしろ、人間関係にしろ、マッチングってあると思うんだよね。それ(そこ)にいかにして巡りあうかって、良き人生を過ごすにあたり、なかなかな比重を占めてるんじゃなかろうかと思うのよ。知らんけど。

ここ数日の思い出

長い連休が明けたけれど、僕の脳にはまだ休息が必要なようで、思うように働かない。こういうときには事実のみを羅列するという手法が楽なので、今日の日記はこの連休中に起きたことを思い返してみて、頭に浮かんだ順番に記していくことにする。

一泊で富山に行った。なぜ富山なのかというと、まずは行ったことが無いからということと、富山で寿司を食べてみたいと思えたから。
ホテルのエレベーターで中国人4人組が喋りながら乗ってきたが、僕らを見て「静かにしよう」というジェスチャーをした。きっとどこかで日本におけるマナーを教えられたのだろう。良い傾向。
駅の反対側の運河を進む船に乗った。案内役のおじさんがマイクを持って説明してくれるのだけど、皆ほとんど無視していてかわいそうだったので、僕はおじさんの話に頷き、「ははー」とか「へへー」なんてことを口にした。実際にためになる話をしていたし。この短い船旅のハイライトは、日本で唯一だか何だかというパナマ運河方式のエレベーターで、それが何なのかを説明するのは面倒なので検索してくれとのことでスルーしてだな、とにかくそれが楽しかった。パナマ運河、フツーに楽しい。
寿司を食べた。せっかくなのでこっち(東京)には無いものを食べようと思い、聞いたことの無いネタを適当に頼んだら白身ばかりになった。どれを食べてもさっぱりしていた。なんだろう、どれも身が厚くて食べごたえはあった。富山で寿司と言えば白海老と蛍烏賊なのかなと思うけど、一番美味しかったのはトロタクだった。そこはほんと、なんだかすみません。
富山ブラックというラーメンを食べた。見た目に反してとてもさっぱりしていた。富山の食べ物は全てさっぱりしているのかもしれない。
ホタルイカミュージアムでホタルイカが発光するところを見た。イカが光るだなんて知らなかった。世の中にはまだまだ知らないことがたくさんあるのだろうと思えた。逆に言えば、僕のおでこから白くて長くて細い毛が1本だけ生えていることは誰もが知らないことだろう。
魚津埋没林博物館に行った。これも説明が面倒なので詳しくは調べていただきたいが、とにかくまぁ天然記念物なのだよ。木が海の中に沈んでるの。というか、沈んでるのが見つかったの。普段から地味な写真を撮っているから分かると思うけど、僕、こういうの好きなのよ。ここでは案内役のおじさんはいなかったけど、自主的に「ははー」とは「へへー」と言った。
高岡の瑞龍寺に行った。トイレのなかにはるお札をいただいてきた。詳しくご説明をいただいて有難かった。頭が下がります。
新幹線のなかで、自動ドアの前からなかなかどかない女性がいて、ドアは閉まろうとするんだけど女性がいるからすぐ開くのよ。スターどっきりマル秘報告か何かでエレベーターの中からゴリラが出てきて驚かすというものがあったけど、まさにアレ。自動ドアが開いたり閉まったりを繰り返すたびに頭のなかには「ゴリラが出たぞ、ゴリラが出たぞ」の音楽が流れた。
リュックを背負っている男子がたくさんいたけれど、電車のなかでもリュックは背負ったままなのね。都内では「お荷物は前に抱えるか網棚の上に…」とのことだけど、こちらにはそういった文化は無いらしい。あまり混まないからなんだろうなと思えた。それでも僕の肘にはあなたのリュックがガシガシ当たってるんだけどね。

というか、富山の話だけでこんなに長くなってしまったので、ドコモでオッサンが理不尽に怒りまくってた話はまた今度にするね。

何でもハラスメント

ジーンズをはく際にはくるぶしあたりで裾を折り返すようにしてるんだけど、街中のガラスに映る自分を見ると、どうもこうバランスが悪く感じられる。折り返す場所が悪いのか、ジーンズのシルエットと靴のバランスが悪いのか。おそらくはそのどちらも原因になってるんだと思うけど、どうすりゃいいのかは分からない。そもそもオッサン体形になりつつあるのがよろしく無いんだろうなとは思う。
昨日の山口君の件について、うちの部下たちが「自分がオッサンだという自覚が足りない」と言っていた。オッサンが女子高生を呼び出すところがそもそもキモいと。そう言われると、オッサンである自覚は僕にも足りないぞと気が付いた。心は30歳なのでフツーにジーンズの裾を折り返しているけども、もしやそれすらもキモがられているのだろうか。怖い怖い。怖いけど、では正しいオッサンとははたして何ぞやと。どんなものなんだろうかとも思える。なんだろう、目立たず騒がず道の端を歩いてひっそりと生きていけなんてことを思われているのだろうか。吸った息を吐くなとか。それは無いなー。ひどい。オッサンに失礼だ。オッサンも頑張って生きているし、人権だってある。そんなこと言われたら心が傷つくからすぐに「ハラスメントだ!」と声をあげちゃうぞ。オッサンハラスメント、つまりはオサハラだよ。そのあたりはね、田嶋〇子ばりに声高に訴えるぞ。はんたーい。はんたーい。ハラスメントはんたーい。っつーかそもそものところ、オッサンが女子高生を呼び出すことをキモいと言ってしまうことはハラスメントには当たらんのか?なんかアレだよ、最近は何でもかんでもハラスメントになっちゃうから、ハラスメントってもの自体が何なのか分からなくなってきたわ。とりあえずハラスメントって言っときゃいい、みたいな風潮じゃね?なんだかよく分からんけど、嫌な世の中だなぁということだけは確かかなー。

さて、明日からゴールデンウィーク。弊社はクライアントさんからのご配慮により、5/1、2もお休みをすることになった。なのでおそらくはこの日記も9連休に突入することになるような気がすることだけはお伝えしておこう。皆さまもゆっくりとおやすみください。