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仕事の質

日曜日にAmazonで注文したものが届かない。注文時に「あと〇〇時間以内に注文すれば月曜日に届ける」旨の表示がされていたので注文したのだけど、火曜日になったいまでも届かない。調べてみると、今回の配送業者はヤマトさんでは無くファイズという会社。デリバリープロバイダと呼ばれている会社とのことで、配送の遅延、不在票を入れない、態度が悪いなどの悪評が多く、平たく言えば「はずれ」らしい。日曜日の同時刻にAmazonで注文をした別の商品はヤマトさんの手により月曜日の早い段階で到着しているので、なんつーか、ダメさ加減が目立ってしまう。大至急手に入れなければならない荷物では無いのでまだいいけれど、それよりも、こういう会社で働いている人ってどんな気持ちなんだろう、どんな志を胸に会社を作ったんだろうかと思えてしまう。
僕が働いているWebの業界も同じで、遅延やミスは仕方が無いものと思って仕事をしている方々に何度もお会いしたことがある。納品予定日までまだ何日もあるにも関わらず「土下座の練習をしておこう」と笑いながら話している姿には辟易した。その頃はまだ「ネット黎明期」と呼ばれていた時期だったのでもろもろの成熟度が低いのも仕方が無いのかなと思っていたけれど、今でもあの頃となんら変わりない状況にあるということは、これはもうその会社の問題であり、人間の問題なのだろうと思える。責任感ならびに当事者意識の欠如以外のなにものでも無いよな。
なんかこう、自分は自分で会社を作っておいて良かったなと思える。そういったマイナスな波に飲まれないで済むからな。

ひとりごと

27歳の頃に会社を辞めてフリーランスになった。フリーランスとして働きながら思ったのは、ひとつの案件だけを受注するのでは無く、複数の案件を同時にまわしておかないと危険だということ。ひとつのことだけに集中していると、いざその案件がなくなったときに倒れてしまう。たとえば僕に仕事を与えてくれている会社が倒れてしまうと僕も一緒に倒れてしまうので、仕事は複数の会社から受注しておくことが大切だと思えた。しばらくはこの考え方で良かったのだけれど、そのうち「そもそも誰か(どこかの会社)の下に付いていること自体が危険なのではなかろうか」という考えが浮かんでくるようになり、今ではそれが当たり前だと思えるようになった。当たり前と言っておきながらも現状はどこかの会社からお仕事とそれに対する報酬をいただいているので、そのお仕事が順調ないま、新たな案件を模索すべきと思っている。できれば全くの畑違いの案件を複数。窮地に陥ってから手を打つのでは遅いからな。余裕があるということは、動くときだということ。いまいただいているお仕事を大切に、他の分野にも目を向けていきたい。

D社に端を発するアレ

昨晩の公共放送局の番組で、広告代理店D社の件が取り上げられていた。番組に対する感想はもやーっとしたものなので書かないでおくけれど、同じ業界で働く人間として、ちょっとだけね、思うところはあるわけよ。

例えばさ、何か月もかけて制作してきた何百ページにもおよぶWebサイトの制作が完了し、いよいよ明日公開ですよと。公開の手順は大丈夫だよね?なんていう最終確認をしているそのタイミングで、今まで制作に全く関わって来なかったクライアントさんの社長さんなのかな?その方からの「明日から弊社のコーポレートカラーを赤から緑に変更するから、明日公開するサイトも全部緑に変更ね。」という依頼だったりさ、毎週の定例会(会議)を深夜の2時に設定されたりさ、期末になってから予算消化目的のためだけの不必要な仕事をありえないタイミングで依頼してくるとかさ、金曜日の夜中に依頼をしてきて「月曜日の朝イチまでにお願いね。」とかさ、そういう依頼を無くすこととそれを受けないようにすることがさ、最低限必要だと思うんだよね。D社だけに責任を押し付けても何も変わらないでしょ。変わらないとダメと言うのであればD社だけでは無くH社もA社も含めた業界全体が変わらないとダメだし、広告業界に仕事を依頼している全てのクライアントさんの意識が変わらないとダメだし、もっと言えば日本人はもっと緩くなるべきとも思うしな。
というか、逆の見方をすればさ、今までのもろもろが変わってしまうことで、職を失う人や倒産する会社も出てくるだろうとは思うけれど。そういうことも含めてさ、どうすべきなのかね。どこをどうすることが最善なのかね。たとえば昨晩の番組に出演していたほにゃららコンサルタントさんならその問いにどう答えるかな?みんな幸せになれるかな?なれればいいね、幸せに。

12年目

そういえば、昨日で弊社は設立してから11年が経ったんだった。つまり今日からは12年目の営業が開始されているということ。まぁ、特段のアレも無いけれど、「今日から12年目なんだなー」とは思う。
会社を作る予定は皆無だった。もともとはフリーランスが集まってひとつの事務所で仕事をしていたんだけど、仕事をくれていた某代理店が唐突に「悪いんだけど来月からは個々に報酬を払うのではなく安西さんの口座に一括で払わせてくれ。」と言ってきた。細かく調べたわけでは無いけれど、それってもしかして僕にかかってくる税金がとんでもないことになるんじゃね?と思い、速攻で法人化したということ。だから会社を作りたくて作ったわけでは無いし、社長になりたかったわけでも無い。法人化したことで大きな会社から大きな仕事を任せていただけるようになったことは良かったな。法人化しなければ今の我々は無いと思う。
しかしまぁ、よく続いてるなとは思う。弊社は僕を筆頭として非常に何と言うか、独特な雰囲気を持った会社だと思う。ガツガツしていないと言うかなんつーか。僕らを知らない人からしたら、なんだかダラダラした人達だなぁと思われると思う。ただ、実は仕事は超絶に真面目にやっている。「間違っていたら謝ればいい」というような空気が蔓延しているWeb業界において、1mmのミスも許さぬような緊迫した雰囲気で仕事をしている。ミスをしたら腹を切るくらいの勢いで働いている。それを誰に強制されるわけでも無く好きでやっているから11年も仕事が途切れないのかもしれないなとは思う。集まったメンツが良かったんだろう。仕事に対する認識が、もともと同じ方向を向いていたんだと思う。それって幸せなことだよね。

IT系

仕事は何をしているのかと聞かれ「Web関連です」と答えると、「IT系かぁ」と言われることがある。自分の仕事がIT系だと思ったことは無いけれど、他から見ればIT系なのかもしれないとも思え、否定はしていない。でもサーバーやらシステムについて聞かれてもよく分からない。
多いのは、Web関連の仕事をしているというだけでパソコン全般に詳しいと思われること。我々は単にパソコンを使ってパソコンで閲覧するものを作っているだけであり、そのあたりのことを考えていただければパソコン全般に詳しいわけでは無いということは分かるだろとも思うのだけれど、それもまた、パソコンを全く使っていない方々よりは詳しい部分もあるのかもしれないということで、否定はしていない。でも「どのパソコンを買えばいいか」なんてことはヨドバシの店員さんに聞いてくれよと思う。
そして少しニッチな話になるけれど、Web関連の仕事をしているからと言って、Webサイトの制作が得意なわけでは無い。そのあたりは本当にニッチな話なので分からない方は多いだろうと思うけれど、弊社はWebの新規制作をしているのでは無く、既存のWebサイトの運用作業を行っている。運用と制作とは全く違うのだけれど、そのあたりは外からはなかなか理解し難いであろうことは想像できるのでヨシとしている。ヨシとはしているけれど、新規制作の案件は受けないことにしている。新規制作と運用とは仕事のサイクルも使う脳も異なるので両立は難しいし、新規制作であれば弊社よりも良いものを作る会社はたくさんあるだろうから。