アメフトと仏さま

日大アメフト部の監督の安否確認はとれてるんだろうかと若干心配になっている僕だけど、日大と言えばあれですね、ショットガン。僕が通っていた高校にもアメフト部があり、応援に行ったその日の相手がちょうど日大の付属高校だったのよ。なので「日大と言えばショットガン」というレベルの知識ならある。という、それ以上でもそれ以下でも無い話。
だとつまらないだろうからもうちょいアメフトつながりで話を伸ばすとだな、我が家の近所に住むアメフト部の友人がアメフト部のマネージャーと結婚をしたんだけど、ある日の午前中、玄関に誰か来たのでベッドから起きたまま出てみると、その友人のお母様とマネージャーだった。マネージャーはバッチリ化粧をして非常に美しい着物を着ていてだな、要は結婚の挨拶をしに我が家に来てくれたということだ。我が校のアメフト部のマネージャーとはいえ、話をするのは初めてだった。来るなら来るで前もって連絡をしてくれていればヨレたTシャツにスウェットじゃなくもっとマトモな服着て待ってたのに。急に来るなや!スウェットがグレーだから股間が目立って恥ずかしいんだよ!そもそも僕に会いに来たんじゃ無くうちの祖父母に挨拶しに来たんだけど、とにかくアレは失態だったと今でもたまに思い出す。股間、見られただろうなーと。
来客つながりでもうひとつ披露しよう。僕がひとりで家にいたらやはり玄関に誰か来た。開けてみると、そこには坊さんと、よく分からん白い服を着た女性十数人が横並びで立っていた。で、特に僕に声をかけることも無く、皆で一斉に歌いだした。鐘鳴らしながら。これね、御詠歌ってやつなんだけど、平たく言うと仏教の巡礼歌なのよ。うちの坊さんはそれが好きで、仏事にはお経だけじゃなく御詠歌もあげるの。で、檀家のなかから希望者なのか反強制なのかは知らないけど人を募って御詠歌隊を結成していることは知っていた。なぜならうちの親もやってるから。ただ、こうやって活動をしているところは初めてみた。で、僕の前で歌いだすもんだから、どうすりゃいいのか分からんけどとりあえず玄関に正座して、歌が終わるのを待った。終わったら終わったで、どう対応すりゃ正解なのかは分からなかったけど、明らかに「ここに金入れろ」的な箱を首から下げた人が目についたんで、「ちょっと待っててください」と言って部屋に戻り、財布から3,000円出してそれを封筒に入れてその箱の中に入れたら帰って行った。カツアゲかよと。もちろん母親が帰って来てから文句を言っておいた。「あんた、いくら入れたの?」と言うので「3,000円。封筒に入れて。」と言うと、どうやら正解だったらしい。そこに関しては良かった。という思い出。