言葉の印象

現在の案件を担当するようになってから、昨今ではメールに記載する宛名の敬称をひらがなで書くことが多いと知った。つまりは「安西様」では無く「安西さま」と書いて送ってくるということ。昭和の男である僕からすると「友達じゃねぇぞ!」と思えてならないのだけれど、表現を柔らかくするためのものであって悪気は無いようだということで、好きにはなれないけどスルーすることにした。でもね、「悪気は無い」では済まされない、いや、済ませたく無いメールもあるわけでさ、ひとりいるのよ、そういうメールを送って来る人間が。「おせわになります」では無く「お世話になります」でなければダメだし、「すみません」では無く「申し訳ございません」だし、「いただけますでしょうか」じゃ無くて「いただけますか?」だろ。新人ならまだしも、30も半ばを過ぎた、そのチームの中でも偉い人からのメールだよ、これ。ひどい。というか、こんなメールを送って来られると、その人だけでは無くその会社自体がちょっとアレなんじゃね?と思えちゃうよ。誰も注意しないのかね?僕が上司なら超特急で正すけどな。

それと、自分の伴侶のことを「うちの旦那さん」やら「うちの奥さん」と呼ぶことにも抵抗があって、いやね、別にいいの、いいんだけど、自分の会社の社長のことを「うちの社長さん」と言わないでしょ?そういうことなのよ。話は通じるからいいんだけどさ。分からない人は「夫」や「妻」を使っておけばいいの。それであればどんな場であっても大丈夫だから。
あと、「濃い」ことを「濃ゆい」という人がいて、それもとても気になっていたというか若干イラッと来てたんだけど、調べてみたらそれは九州だか四国だかで実際に使われている言葉だとのことが分かり、今は「大変に申し訳ございませんでした」という気持ちでいる。私が間違えておりました。