写欲微増の件

みんな忘れてると思うけど、この日記は写真関連の話題を中心にしたものだから、たまにはそっち方面のことを書くことにするよ。

ここ数日の話だけど、限りなくゼロに近いところにあった写欲が微増している。具体的にはどのくらいなのかというと、神島塾に通っていた頃やエプサイトさんでの個展の頃を100とすると、25だな。多くの方、というと「決めつけだろそれ!」とか「オレは違うぞ!」なんてことを言われかねないので言い方を変えると、少なく無い方が機材の購入とともに写欲が増す傾向にあると思う。レンズを買っただとかボディーを買い変えただとか、そんな物理的な刺激によって精神的な部分をくすぐる方法がとられることが多いかと。いや、少なく無いかと。僕もそのひとりだったんだけど、今回は違うんだな。先週末に多摩川の定点観測撮影で試してみた方法がなかなかで、これならば僕が描きたい世界に近いものを表現できるんじゃなかろうかと思えてね。なのでしばらくこの方法での撮影を続けてみたいと思っている次第。
「継続」って大事だね。なんだかちょっとだけ開けた(ひらけた)気がするよ。

ちなみに数行前に「描きたい」って書いちゃったけど、これはつまり写真を「撮る」という感覚では無く「描く」という気持ちでシャッターを切っているからなんだろうね。あまり深く考えたことは無いけれど、絵が描けるのであれば絵で表現してると思うの。でも描けないし、既にカメラを持ってたから写真で表現しようとしてるってだけの話なんだよな。