1年半

先日病院へ2カ月に1度の定期検査に行った際、先生から「手術してから1年半が経ちましたね。」と言われた。気づかなかった。1年半と言えば障害年金を請求できる日数に達したということでもあり、それを逆に捉えれば、そろそろ転移の心配をしなくても大丈夫な時期になったのかなとも思える。
この1年半で、あの頃感じていた生への思いや周りの人間への思いは薄れてしまったように思う。もちろん頭の中にはあるけれど、僕がバカだからなのか、薄情なのか、それとも物質社会にやられてしまっているのかは分からないけれど、なんだか薄れてしまったなと。あの世に持っていけるものは思い出だけだと思うから、そこんトコを忘れぬよう、なるべく多くの日々を笑顔で過ごせたらいいなと再確認。自分も、周りも、笑顔でいられたらいいなと。