韓国料理恐るべし

先日、家の近所の韓国料理屋さんに初めて入った。メニューを見てよく分からないままに料理を頼んだら、出てきたものがすべて辛かった。辛くて熱いからもう大変。しかしながら「出されたものは残しちゃだめ」という教育を受けて育ったもので、泣きながら全部食べた。45歳なのに。辛いものが好きな後輩が激辛ラーメンを食べながら「こんなの甘ぇよ」と言っていたのを思い出したが、アレはあながち嘘じゃ無かったんだなと。種類にはよるだろうけど、辛いものを食べ続けると甘味を感じてくる。辛さの向こう側は甘さだということを知った。「こんなの甘ぇよ」というのは強がりじゃ無いんだなと。
帰り道、無性に走りたくなったので走って帰った。この僕が走りたくなって走るだなんて何年ぶりだろう。おそらくは中学生の頃以来だ。実に30年ぶり2度目の出来事。韓国料理恐るべしと思った夜だった。