大切なのは

昨日の日記の続き。
シリアルナンバーが判明してからすぐにユピテルの専用窓口に電話。その頃にはYahoo!のトップページにもリコールの件が掲載されていたこともあり、オペレーターさんと会話ができるまでにかなりの時間を要した。途中で受話器を持ちながらトイレに行かざるを得なかったほど。
で、今度のオペレーターさんの対応は素晴らしかった。基本的には原稿を読み上げることに注力しているようだったけれど、こちらからの質問にも自己判断をせずにきちんと確認を取ったうえで丁寧にお答えいただけた。現時点では言えないけれど、こちらからのお願いについてもご検討を頂いているところ。そのお願いに対する回答をいただけた時点で本件は進行しはじめるものと思う。
ちなみにこの件をうけてドラレコ本体を確認したところ、電池と思われるものが膨張しており、それによりドラレコの筐体の底部がパックリと開いてしまっていた。本当に危なかったんだなと思えた。

今回のやり取りを通して「「人」ってやっぱり大事だな」と再確認。おそらくユピテル側は誠意を持ってユーザーへの対応を行っているものと思う。けれどもオペレーターの言動により印象が大きく捻じ曲げられた。「ユピテル、クソだな」との印象を受けた。そして二度目の電話でそれが改善された。単純だけどもそういうことなんだと思う。
お菓子屋さんに就職をして販売の仕事をしていたとき、お客さまとしてやってきた年配の男性から「(接客しているのが)あなただから僕は買うんです。」と言われたことがあった。そのときはあまりピンとは来なかったけれど、歳を重ねるにつれその意味はなんとなく理解できるようになった。大切なのは「人」なんだろうなと。写真も一緒だもんな。誰が撮った写真なのか、その作品を作った人間はどのような人物なのだろうかって、気にかかるもの。僕がこうやって毎日日記を書いているのも僕という人間を良くも悪くも外に出すべきと思っているから。写真家だと言い張って作品を発表しているのだから、作品と同時に僕の中身も発信すべきと思っている。あの作品を作った人はこんなこと考えてんのか、この人はあんな作品作ってんのかと思っていただければ。
作品って、結局は自分のことだと思うんだよね。カメラを使って表現しているけれど、結局はそれって自分なんだよ。そこにあるのは自分なの。って、なんだか話がズレたけどまぁいいや。