シンボル

日記に書くことをかれこれ50分ほど考えているのだけれど、何も浮かばないのでおかしな話を書くことにする。最近書きすぎだよなー。今日は霊視の話。

ひとくちに「霊能者」と言ってもタイプは様々だけど、僕の場合は「見える」というよりは「分かる」タイプ。これが一番インチキくさいし自分でそう思っているんだけど、クライアントさんとお話をしていると、そこに誰かが来ればなんとなくそれが誰なのかは分かる。そして何を伝えたくてやってきたのかもだいたい分かる。「誰なのか」は雰囲気で分かる。暖かい感じだったり、女性的な空気を感じたり、そんなものが伝わってくる。「何を伝えたくて」という部分も雰囲気で伝わることもあるけれど、多くの場合は何らかのビジョンを見せられる。いや、実際には目では見えてはいないから厳密に言うと「何らかのインスピレーションを送りこまれることもある」が正しいかな。それはシンボリックなもので、一見すると「は?」と思えるものが頭に浮かぶ。例えば「凧」とか「海」とか「スプーン」とか。伝えたいことがあるのならもっと明確に伝えてほしいと思うものの、20代半ばの頃からずっと変わらずこんな感じ。シンボルしか見えない。ただそのシンボルが重要で、そのシンボルから連想しなければならないというか、そこから何かを感じ取ったうえでクライアントさんにお伝えすることになる。言うなれば「あの世の言葉をこの世の言葉に翻訳する作業」であって、そこが僕の霊視(スピリチュアルカウンセリング)においてのキモとなる。なんだかわからないときは「○○が見えているんですが、何か思い当たるフシはありますか?」とクライアントさんに聞いてしまう。それがヒントとなってクライアントさんが抱えている何らかが解消されれば良いと思うので。でもその「クライアントさんに聞く」という行為が気に入らない方もいるわけで、それをもって「インチキだ!」と言われることもあった。僕からすればインチキというよりは単なる能力不足なんだけどなーと思えるのだけれど、まぁ自分でもインチキくさいと思っている部分もあるので特に否定もせず。
ちなみに生まれて初めて見たビジョンは赤い眼鏡だった。赤くて針金のように細いフレームの眼鏡が、僕の後輩の顔の上に見えた。「目が悪いの?」と聞くと「私、コンタクトです。」と。「子供の頃は眼鏡かけてたの?」と聞くと「かけてました。」と。「それって赤くてすんごく細いフレームのやつ?針金みたいな。」と聞くと「なんで分かるんですか!」と言われた。その時は霊視を生業の一部としていなかったのでそれ以上は追求しなかったけれど、後になって、その彼女に対する「昔のあなたに戻ってほしい」というサインだったということが分かった。というか、のちのちそう解釈できる出来事が彼女の身におきた。
あとは知りたいことを紙に書いてもらい、それを両手で挟むといろいろと見えて(入って)来るから、そんな方法で進めていったりもしている。いや、していた。使える方法は何でも使うと。

という感じだけれど、まぁせっかく霊視してもらえるのなら、くっきりハッキリ見える方に見てもらった方がいいよな。分かりやすいもの。